よくあるご質問 QA

よくあるご質問

Q

歯周病が進行しているといわれました。入れ歯にすべきでしょうか?

歯周病とは歯茎の感染症で、歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に付着した歯垢に潜む、歯周病菌によって引き起こされます。歯周病には進行段階があり、初期の歯肉炎や軽度歯周炎の段階であれば、歯科医院での治療とブラッシングによるセルフケアで治癒できます。しかし、歯周病の初期段階では症状を自覚しづらく、異変に気がついたときには重症化していることも少なくありません。歯周病が中度歯周炎に進行すると歯が次第にグラつきはじめ、次の重度歯周炎になると歯を支える顎の骨が破壊されてしまいます。そして、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうこともあるのです。

Q

前歯のすきっ歯を治すことはできますか?

すきっ歯とは、歯と歯の隙間が空いた状態のことです。原因として、生まれつき歯の本数が少ない欠損歯(けっそんし)や、歯のサイズが小さい矮小歯(わいしょうし)など、先天的な理由が考えられます。また、歯周病など口腔内の病気や強く噛みしめる癖など、後天的な影響によってもすきっ歯になるケースがあります。ほかにも、加齢で歯茎が下がることでも、すきっ歯が進行してしまいます。

Q

予約はWEB、電話のどちらから?

はい、当院のWEBページのメールフォームからご予約いただけます。お名前と電話番号、メールアドレスなどの連絡先をご記入ください。希望される診療内容があれば、チェックを入れていただき、ご来院を希望される日時を第三希望までお選びください(第二希望まででも結構です)。ご予約希望のメールを受信次第、翌営業日中にお電話かメールにて連絡いたします。

なお、WEBからの予約は診療日の3日前から指定できますが、早めの診療をご希望の場合はお電話にてご連絡ください。

Q

子供の歯をむし歯にしにくくする方法はありますか?

生まれたての赤ちゃんのお口の中に虫歯菌は存在しません。子供の虫歯は、周囲の大人とのキスや食べ物、食器の共有などによって、虫歯菌がうつることで発症します。そのため、まずは保護者の方が赤ちゃんの歯が生えてきたら、先に挙げた要因となる行動に気をつける必要がありますが、それでもうつす可能性はゼロにはできません。子供に乳歯が生えてきたら、しっかりとブラッシングする習慣をつけましょう。子供が小さいうちは両親による仕上げ磨きが重要です。虫歯になりやすい奥歯などを重点的に磨いてあげてください。

また、歯質を強くして初期虫歯を予防するフッ素塗布や、複雑な形状をした奥歯の溝をレジン(歯科用プラスチック)で埋めるシーラントという処置も効果的とされています。さまざまな工夫によって、子供の虫歯のリスクを下げましょう。

Q

インプラントを失う原因でもっとも多いものは何ですか?

インプラント周囲炎と呼ばれる口腔内のトラブルが、インプラントを失うもっとも多い原因です。インプラント周囲炎は歯周病に似た症状が出るのが特徴で、放置すると人工歯根の周りの顎の骨が溶け出し、次第にインプラントがぐらつくようになります。インプラント歯周炎が悪化すると、インプラントが抜け落ちてしまうリスクを伴うのです。

また、歯周病の感染がインプラント周囲炎の原因になるため、インプラントの外科手術後もセルフケアを怠らず、歯科医院での定期検診を受けるなど歯周病の予防に努めましょう。インプラントは正しくケアをすれば長く使い続けることができます。

Q

少ない通院回数でも大丈夫な矯正治療はありますか?

金属製のブラケットと呼ばれる矯正装置を装着するワイヤー矯正は、毎月一回程度の調整が必要となります。しかし、あらかじめお渡ししたマウスピースを2週間ごとに交換し、段階的に歯を動かしていく治療法であるインビザラインは、通院回数を抑えながら矯正治療を行うことができます。

※インビザライン以外のマウスピース矯正では、2週間~1ヶ月ごとに歯型を取るため通院が必要となります。

Q

デンタルローンには対応していますか?

はい、対応しています。インプラントや矯正治療、審美目的の歯科治療など、自費診療の負担を分割するためにご活用ください。患者様のご希望に合わせてお支払いや余利のシミュレーションもお出しいたします。

Q

むし歯の治療中に痛みを感じますか?

当院では患者様に安心して治療をお受けいただけるよう、無痛治療に取り組んでいます。虫歯治療の際には歯茎へ表面麻酔剤を塗布し、患部を麻痺させてから麻酔注射を行っています。注射針が刺さる瞬間の痛みや薬液が注入される違和感が軽減され、治療中の痛みを感じることもほとんどありません。

また、歯科治療に抵抗のある方には、「静脈内鎮静法」という麻酔法にも対応しています。点滴で睡眠鎮静導入剤を投与し、眠っているかのような状態で治療をお受けいただけます。まずはお気軽にご相談ください。

Q

ヤニで変色した歯の色は元に戻せますか?

喫煙者の方は、タバコに含まれるヤニの付着によって少しずつ歯が黄ばんでいきます。ヤニが原因による歯の黄ばみはブラッシングだけで落とすのが難しく、さらにその汚れに歯垢(プラーク)が付着しやすくなるため虫歯のリスクが高まります。

喫煙によって黄色く変色した歯は、クリーニングで歯に付着したヤニや歯垢を落とし、ホワイトニングによって元の白さを取り戻せます。歯の変色が進んでいる場合は、何度かホワイトニングを受けるとよいでしょう。

Q

歯周病があってもインプラント治療を受けられますか?

歯周病は歯垢(プラーク)に潜む歯周病菌が原因の歯茎の感染症です。インプラント治療後にインプラント周囲炎という歯周病に似た症状が出る恐れもあります。インプラント周囲炎は初期症状が少ないにも関わらず、歯周病よりも進行速度が速いため、気付いたときには重度まで進行していることも多いのです。

せっかく手に入れたインプラントを失う危険性があるため、事前に歯周病の治療を済ませてからインプラント治療を行うようにしましょう。