よくあるご質問
矯正治療では、医療費控除が受けられますか?
医療費を負担したら、確定申告の際に医療費控除を申請することで税金が戻ってくるケースがあります。もちろん歯科矯正も医療費を負担しますが、美容を目的とする矯正治療は医療費控除を受けることができません。そのため、通常の成人矯正では医療費控除が受けられないケースが大半です。
年齢や目的などから見て、矯正治療が必要だと認められる場合は医療費控除の対象になります。たとえば、噛み合わせが悪いために機能的な問題が生じている場合などは、矯正治療費が医療費控除の対象になる可能性はあります。
歯周病になるとどんな症状が出ますか?
歯周病の初期段階では痛みはありませんが、ブラッシングの際に血が出たり、歯茎が赤く腫れてムズムズしたりします。歯周病が進行すると、歯茎から膿が出たり、口臭がきつくなったりします。さらに悪化すると、最終的には顎の骨が溶かされて歯がグラついてきます。初期の自覚症状に乏しい病気ですが、最悪の場合、抜歯せざるを得なくなってしまうため少しでも異変を感じたら歯科医院を受診することが大切です。
オールセラミックとハイブリッドセラミックの違いは何ですか?
オールセラミックはすべてがセラミック(陶器)でできた素材であるのに対し、ハイブリッドセラミックはセラミックとプラスチックを混ぜ合わせた素材です。
オールセラミックはツヤ・透明感があり、ハイブリッドセラミックよりも強度に優れています。一方で、ハイブリッドセラミックはプラスチックを混ぜ合わせている分、オールセラミックに比べると審美性・強度の面で劣ります。とはいえ、必ずしもオールセラミックのほうが優れているとは言えませんので、部位や噛み合う歯の状態によって適切な素材を選ぶことが大切です。
インプラントは、どのくらいの強さで噛めるようになりますか?
インプラントは顎の骨としっかりと結合するため、自分の歯とほとんど変わらない感覚で噛めるようになります。入れ歯やブリッジに比べたら格段に力強く噛めるのがインプラントのメリットです。もちろん、食べているときに浮き上がったり動いたりすることもありません。たとえば、リンゴや堅いおせんべい、貝やスルメなどもしっかり噛めるようになります。
受験前に矯正治療を始めるのはやめたほうがいいですか?
お子さんの受験までに半年以上あるなら、矯正治療をスタートしてもよいかと思います。矯正治療は矯正装置をお口のなかに装着するため、個人差はありますが、慣れるまでに一定の時間がかかります。ただ、半年もあれば装置に慣れるため、矯正治療が直接受験に影響を及ぼすことはないでしょう。逆に、受験直前に矯正治療を始めるとなると、口腔内の環境が変わることで気になってしまい、集中力を欠いてしまう可能性がないとは言い切れません。
矯正治療が受験に影響するのでは?と心配な場合は、受験が終わってから治療を受けるというのも選択肢の一つです。まずは歯科医院でカウンセリングを受けてみて、治療開始時期についても相談してみるのがいいでしょう。
矯正治療で顎の骨を切断することがあるのですか?
不正歯列の程度にもよりますが、歯並びを改善するのに歯を動かすだけでは限界がある症例もあります。そのため、たとえば骨格に大きな問題がある場合などは、不正歯列を改善するために顎の骨を切断する治療を検討するケースもあります。
手術を要する歯並びかどうかは医師によって判断が異なることがあるため、判断に迷ったときは複数の医院でカウンセリングを受けてみることが重要です。
初めての診察するときに持参するものを教えてください。