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よくあるご質問

大人になってから矯正治療を行うメリットはありますか?

グラントウキョウスワン歯科・矯正歯科からの回答

一般的には子供のうちから矯正治療を始める方がよいというイメージがありますが、実は大人になってから矯正を行うことにもメリットがあります。今回は、大人になってから矯正治療を始めることのメリットについてお話ししましょう。

矯正治療は大人になってから始めてもOK

確かに、永久歯の生え揃う小学生~中学生前後に矯正治療をスタートさせる人が多いのは事実です。これは、歯や顎の骨格が完成していない子供のうちに矯正治療を始めると、比較的治療が早く完了するためです。

しかし、実は歯は大人になって骨格が完成してからでも動かすことが可能。そのため、たとえ大人になってからでも患者様の顔の形・顎の形に沿った矯正治療を行うことができるのです。

大人になってから矯正をするメリット

子供が歯列矯正を受ける場合は親の意向であることが多いため、矯正装置の不快感や周りにからかわれることへの抵抗から、治療を中断してしまうことが多々あります。しかし、大人の場合は自分の意志で治療を開始するため、最後まで治療を受けることができます。

また、歯列矯正中は通常時以上に丁寧なブラッシングが必要になります。その点、むし歯や歯周病への予防意識の高い大人であれば、面倒な矯正中のケアもしっかりと行うことができるでしょう。

さらに、大人の場合は歯や骨格が成長過程の子供のように予期せぬ事態が起こることはほとんどありません。そのため治療計画が立てやすく、治療がスムーズに進むというメリットもあります。

矯正治療によって歯並びが改善されれば、見た目はもちろん、全身の健康にもよい影響がもたらされます。歯並びが整うとブラッシングやフロスなどのケアがしやすくなるため、むし歯や歯周病のリスクが低減されます。また、噛み合わせがよくなるため体全体のバランスが整い、頭痛、肩こり、めまいといった症状が改善されることもあります。

矯正治療を行う場合、タバコは吸っていいの?

大人の方であれば、喫煙の習慣があるという人もいらっしゃるでしょう。しかし、矯正治療を受けるのであれば、タバコは控えていただくことをおすすめします。

タバコのヤニによって歯に色素沈着することがあるのはよく知られた事実ですが、矯正中は器具を装着しているため、その器具にヤニが付着する可能性があります。また、器具を装着していた部分だけが白く残り、それ以外の部分に色素が沈着して歯がまだら模様になってしまうことも。せっかく歯並びが改善されても、これでは台無しです。

なお、タバコに含まれるニコチンには血管の収縮を促進する働きがあるため、治療中に口腔内にできた傷の治りが遅くなることも考えられます。そういった理由からも、矯正治療中は禁煙するのが望ましいと言えるでしょう。

グラントウキョウスワン歯科・矯正歯科 院長より

矯正治療は費用が高額で時間もかかるため、なかなか治療に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。しかし、矯正治療によって歯並びが改善されれば、現在よりもずっと笑顔に自信がもてるようになります。自信をもって笑えるということは、仕事、プライベートを問わず、人生のどんな場面においても非常に大切なこと。「もう大人だから今さら治療しても遅い」などと諦めず、ぜひ治療への第一歩を踏み出し、魅力的な笑顔を手に入れましょう。

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